よくある質問と技術的な対応 (FAQ & Troubleshooting)
FJ Flow を使用する際によくある問題や、キャレット座標取得に関する高度な技術仕様について解説します。...
FJ Flow を使用する際によくある問題や、キャレット座標取得に関する高度な技術仕様について解説します。
キャレット(入力カーソル)にインジケーターが正しく追従しない
FJ Flow は、一般的なテキストエディタのほか、Chromium系ブラウザ(Microsoft Edge, Google Chrome)や VS Code(Electronアプリ)など、最新の多くのアプリケーションに対応しています。しかし、一部の特殊なエディタや環境では追加の対応が必要です。
1. Firefox + Google Docs (Google ドキュメント) で追従しない
- 現状の制限事項: Firefox 上で動作する Google Docs(Google ドキュメント)においては、ブラウザおよびWebアプリケーション側の構造的制限により、キャレット(入力カーソル)位置情報をどのようにしても取得することができず、自動追従しません。現時点でこのように完全に取得できない現象が確認されているのは Firefox + Google Docs の組み合わせのみです。
- 他のエディタ・ブラウザ: Firefox 上であっても、他のオンラインエディタ(Microsoft Word Online など)や通常のテキスト入力エリアでは問題なく追従します。また、Google Chrome や Microsoft Edge などの Chromium 系ブラウザ上で Google Docs を開いた場合は正常に追従します。
- 回避策: Firefox + Google Docs を使用する際は、後述する「クリック位置による最終フォールバック」機能(入力欄を一度左クリックすることでその座標を一定時間代用する)をご利用いただくか、Chromium 系のブラウザで Google Docs を開いてご使用ください。
2. 独自のテキスト描画を行っている特殊なアプリやゲーム
- フォールバック機能: すべての Windows API / UIA / IA2 でキャレット位置が取得できなかった場合の最終手段として、「ユーザーが直前に左クリックした座標」を10秒間だけ代用する 自己修復ロジックを搭載しています(※クリック後、方向キー等のキー入力がない場合のみ有効)。
- もし追従しないアプリがある場合は、一度その入力欄をクリックしてみてください。
3. ウィンドウ移動やスクロールをしたときにインジケーターがズレる
- 動作仕様: FJ Flow は CPU 負荷を抑えるためにキャレット座標のキャッシュ処理を行っていますが、以下のイベントを自動検知してキャッシュを破棄し、リアルタイムに位置情報を更新します。
- ウィンドウのドラッグ移動やサイズ変更
- フォーカスされた入力コントロールの切り替え
- マウスホイールやタッチパッドによるスクロール操作
- そのため、通常の操作を行うだけで自動的に正しい位置へ再吸着します。
キー拡張の Space Shift がうまく反応しない
- Spaceの長押し時間が合っていない: Space Shift はデフォルトで
300ms以上の長押しで動作します。設定の「ロック詳細」タブにある「スペースシフト」の項目、またはfjFlow.jsonを編集して好みの遅延時間に調整してください。 - 他のキーカスタマイズツールとの競合: 他のホットキーユーティリティ(AutoHotkeyの別スクリプト、PowerToysのKeyboard Manager、メーカー製キーボードソフトなど)が同時に動作している場合、フックの競合により正しくキーをキャッチできない場合があります。競合するツールを一時停止して動作を確認してください。
ツールを一時的に無効化したい
- キーボードの左右どちらかの
Ctrlキーを ダブルタップ(2回連続で素早く押す) することで、トレイメニューから操作しなくても即座にツール全体の動作を一時停止・再開できます。 - 一時停止中はタスクトレイアイコンが「一時停止」状態のアイコンに変わり、インジケーターも表示されなくなります。