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キー拡張機能の刷新:決定論的状態遷移エンジンとホームポジション維持設計

FJ Flowのキー拡張機能を大幅に刷新しました。決定論的FSMエンジンによる誤爆防止、Space+;による改行、長押し記号入力、マクロ・リピート機能の強化を紹介します。

ホームポジションから手を離さないタイピング環境へ

矢印キーやテンキー、Enterキーへ手を伸ばす動作は、手首の移動負担とタイピングの乱れを生みます。

FJ Flow は、すべてのキー操作をホームポジションから1〜2キー以内の距離に集約するキー拡張機能を大幅に刷新しました。


主な改善点と新機能

1. 決定論的 4-State FSM(状態遷移マシン)エンジンの導入

キー入力の判定と出力を完全に分離しました。 4つの状態を持つ状態遷移マシンにより、以下の課題を解決しています。

  • 通常タイピングの無遅延維持: 通常文字は 0ms で即座に出力されます。
  • 文字順序の逆転防止: 全キーを直列処理し、高速打鍵時の文字追い越しを防ぎます。
  • 可変長シーケンス対応: 3文字以上のコンボも安定して受付可能です。

2. Space + ; による Enter(改行・確定)の実現

親指で Space キーを押しながら右手小指位置の ; を押すことで、Enter(改行)を送信できます。

右手を大きく右端の Enter キーへ伸ばす必要がなくなり、ホームポジションを崩さずに文章作成を続けられます。

3. 長押し記号入力(Shiftキー不要)

通常タイピング時でも、キーを長押し(デフォルト300ms)することで記号を直接入力できます。

  • <q> 〜 <p>: 数字段のShift記号(!、"、# など)を出力
  • </>: ? を片手で出力
  • <,> / <.>: < / > をダイレクト出力

4. インスタントマクロと直前操作リピートの強化

  • Space + ,: マクロ記録の開始と停止をトグル
  • Space + <,>(長押し): 記録したマクロの即時実行
  • Space + .: 直前の入力操作を瞬時にリピート実行

リピート機能では矢印キーや Space Shift によるカーソル移動が自動で除外されるため、移動先で直前の文字をそのまま再出力できます。


詳しいマニュアル

キー拡張の全マッピングや設計思想の詳細は、公式マニュアルの キー拡張機能 および キー拡張技術・FSM解説 をご覧ください。